LPICレベル1技術解説無料セミナーに参加してみました。

取りたいなという気持ちはあるものの特に取る予定のないLPICですが、IT勉強会カレンダーでセミナーを発見したので参加してみました。

会場入りしてみると既に8割くらい埋まっていて、色々な年齢の人が参加していました。

講師は株式会社びぎねっとの宮原徹さんです。

セミナーの内容はというと、そのタイトルやサイトに書いてあった通り、LPICレベル1の受験対策のような内容になるかと思っていたのですが、実際はLinuxの基本的な思想や使い方をデモを交えながら行うという内容でした。

なので思ったより面白くて、100人以上でも講座形式で約3時間くらいの長丁場だったのですが飽きることなく楽しめました。

以下、内容を簡単に箇条書きです。

  • 仮想化でLinuxを作るのもいいけど(オススメはVirtualBox)、最初はPCを組み立てて環境を作ったほうがいい。
    • 確かにPCの中をブラックボックスにしておくと、SCSIとか出てきても「??」って感じだと思います。(という自分も苦手な部分です。。)
  • Linuxではほとんどのものはファイルで表現される。(プロセスやハードウェアも)
  • Linuxでは多機能で万能なコマンドはなく、シンプルなコマンドを組み合わせることで様々な処理を行う。
  • LPICレベル1を参考書などで勉強しても多分面白くないし、続かない。DNSやWebサーバーを作ってみる過程で勉強するのがいい。
  • manコマンドの内容は面白いので読んでみるべし。(出来れば英語で)
  • init.d以下の起動スクリプトも読むだけで勉強になる。
  • いろんなディストリビューションLinuxを触ってみるべし。

そして受講後にはLPIC受けてみようかなという気持ちにさせてくれたので、宮原さんの進め方や説明がとても上手いんだと思います。
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お疲れ様でした。
(なんとなく、Ubuntuが入ったPCも持っていっていたのですが、出しにくくて結局使わず・・・)