MacでTitanium DeveloperのエミュレーターのHTTP通信を覗いてみる。

  • 最近話題のTitanium Developerですが、個人的にはiPhoneアプリを作ったりしている以外でもTitaniumのエミュレーターからブラウザを起動してWebアプリの動作確認などを行ったりでとても重宝しています。
  • その際、HTTPリクエスト/レスポンスを確認したいなぁと思うことがあって、PC用のWebアプリだとChromeデベロッパーツールやFireFoxfirebugなどを使ってHTTP通信の中身を見ると思いますが、iPhone用のサイトやアプリを作っているとソース見るのも一手間かかるし、ヘッダーの中身などを確認することが面倒です。
  • MacでプロキシになってHTTP通信を見ることが出来るツール何かいいのないかぁと思って少し調べたのですがイマイチ見つからなかったので、Windowsで使っていたParos(http://www.parosproxy.org/)を使うことにしました。


紹介というより、もっといい方法があれば教えてくださいというエントリです。

インストール〜起動

設定

  • 次はparosを経由してHTTP通信を行うように設定します。
  • 「システム環境設定」→「ネットワーク」→右下の「詳細」→「プロキシ」タブを選択します。
  • parosはデフォルトだとlocalhost:8080で待ち受けるので、Webプロキシを選択しWebプロキシサーバに「localhost」と「8080」をそれぞれ入力します。

  • 「OK」、「適用」とすると反映されるので、一度適当にどこかのサイトにブラウザでアクセスしてParosにその内容が表示されれば設定は完了です。


注意点
  • Parosを経由させるとYouTubeの動画などが上手く再生されなくなることがあるので、先ほどプロキシのアドレスを指定したページの「プロキシを使用しないホストとドメイン」で、.comや.jpのように必要ないドメインがわかっていればを指定しておくといいかもしれません。(FireFoxは個別にプロキシの設定が出来るのでその時だけブラウジングFireFoxで行うようにする方法もアリだと思います)


Titanium

  • ここまでくれば、iPhoneアプリのHTTP通信もエミュレーター内のHTTP通信もリクエスト/レスポンス、ヘッダ/ボディともに見ることが出来るようになります。ソースも簡単に見れるので楽でいいですね。
  • ただ試した限り、Androidエミュレーターの方はプロキシを経由していないようで通信を取得することができませんでした。どこかAndroid側で設定があるのか不明ですが特に困っていないので調査していません。


Let's Enjoy Smart Phone & Titanium Development !!!