VMware Server2をVistaに入れてみた。

前々からしようと思っていたVMの導入をしてみました。

Virtual Boxの方が簡単にインストール出来そうなのですが、今後仕事で使うかもと思いVM Wareをインストールすることにしました。

ゲストOSには、最近リリースされた「Ubuntu 10.04 LTS」をインストールすることにしました。

  • ということで、まずは下のページからアカウントの登録を行い、Windows版をダウンロードしました。

http://www.vmware.com/jp/products/server/

  • そして、ダウンロードしたインストーラーでインストールをしました。
    • 基本的には、そのままでインストールしたのですが、確か「hostname」だか「FQDN」という設定があり、これが管理画面にアクセスする際のホスト名になります。(自分はこのマシンからしか使わないので、localhostにしました)
    • シリアル番号は、メールで送られてきたURLにアクセスすることで確認が出来ました。
    • (インストールはそこそこ時間がかかります。)
  • インストールが完了すると、「VMware Server Home Page」という名前のショートカットが作成されますので、アクセスするとI.E(デフォルトのブラウザ)が立ち上がります。
    • Web Interfaceだったのでちょっとびっくりしました。(昔のVM Wareを使ったことがあったので・・)
      • そしてTomcatまでインストールされます。。
    • (アクセスがhttpsのため、I.Eから真っ赤に警告されます。。)
  • ログイン画面が表示されるのですが、ここはどうやらOSのユーザー/パスワードのようです。
  • そして、ログインすると管理画面になり、とりあえずは仮想OSをインストールするため、「Commands」から「Create Virtual Machine」を選択します。
  • そしてゲストOSに、「Ubuntu Linux (32-bit)」を選択します。
  • そしてMemoryとCPUの割り当てます。(お好みで)
  • 仮想マシンの作成方法を選択します。「Create a New Virtual Disk」
  • ファイルとして作成される仮想マシンの名前やファイルサイズなんかを決定します。
  • 「Add a Network Adapter」を選択します。
  • ネットワーク接続方法を選択します。「Bridge」を選択しました。(IPアドレスを割り当てたかったので)
  • ゲストOSのインストール方法を選択します。ISOファイルからダウンロードするので「Use an ISO Image」を選択します。
  • インストールしたISOファイルを「C:\Virtual Machines」ディレクトリに置きます。
  • 設置したISOファイルを選択します。
  • フロッピー及び、USBの設定をします。
  • そして作成された「仮想マシン」を起動し「console」タブに移動すると、エラーが出てプラグインをインストールするように表示されるので、促されるままインストールします。
  • すると今度は「信頼されない接続〜」のようなエラーが英語で表示されると思うので、「C:\Program Files\VMware\VMware Server\SSL\rui.crt」をI.Eの「信頼された発行元」に追加します。
    • 「ツール」→「インターネットオプション」→「コンテンツ」→「証明書」→「信頼された発行元」→「インポート」より行います。
  • これでもまだエラーが出た場合は、接続が「インターネット」か「イントラネット」どちらの接続になっているかを、下のステータスバーで確認し、「インターネット」になっている場合は、「イントラネット」に変更します。
    • 「ツール」→「インターネットオプション」→「セキュリティ」→「ローカルイントラネットを選択」→「サイト」→「詳細設定」でVM WareのURLを追加します。
    • 同時に「イントラネット」の「保護モードを有効にする」にチェックが入っていないことを確認します。
  • そうして、「console」の画面をクリックすると仮想マシンのウィンドウが立ち上がります。
  • 「operating sysytem not found」とエラーが出るので、上部のメニューの「device」→「cd/dvd device1 connect to [standard: ubuntu〜」を選択します。
  • すると後は、通常のUbuntuのインストールですので、そのままインストールします。
  • とこんな画面になります。


  • その他としては、デフォルトではネットワーク接続が無効になっていたので、VMwareの管理画面からネットワークを有効にする必要があったことはちょっと迷いました。
  • 後は、VMwareの管理画面から仮想マシンのショートカットを作成しておくと後々便利だと思います。
    • そうすると管理機能を経由させず仮想マシンを起動することが出来るので、「VMware Server Web Access」のサービスを無効しておくことが出来ます。(リソースの節約)


ちなみにPerlのバージョンは「5.10.1」でした。


以上、間違っているところもあるかもしれませんが、作業メモでした。


インストールしたまでの感想としては、ウェブインターフェイスの管理画面関連(SSLプラグイン)が少しわかりにくいなと思いましたが、その他はそこまでわかりくくはないかなと思いました。
地味に、アカウントの登録が一番面倒かもしれません。。

LPICレベル1技術解説無料セミナーに参加してみました。

取りたいなという気持ちはあるものの特に取る予定のないLPICですが、IT勉強会カレンダーでセミナーを発見したので参加してみました。

会場入りしてみると既に8割くらい埋まっていて、色々な年齢の人が参加していました。

講師は株式会社びぎねっとの宮原徹さんです。

セミナーの内容はというと、そのタイトルやサイトに書いてあった通り、LPICレベル1の受験対策のような内容になるかと思っていたのですが、実際はLinuxの基本的な思想や使い方をデモを交えながら行うという内容でした。

なので思ったより面白くて、100人以上でも講座形式で約3時間くらいの長丁場だったのですが飽きることなく楽しめました。

以下、内容を簡単に箇条書きです。

  • 仮想化でLinuxを作るのもいいけど(オススメはVirtualBox)、最初はPCを組み立てて環境を作ったほうがいい。
    • 確かにPCの中をブラックボックスにしておくと、SCSIとか出てきても「??」って感じだと思います。(という自分も苦手な部分です。。)
  • Linuxではほとんどのものはファイルで表現される。(プロセスやハードウェアも)
  • Linuxでは多機能で万能なコマンドはなく、シンプルなコマンドを組み合わせることで様々な処理を行う。
  • LPICレベル1を参考書などで勉強しても多分面白くないし、続かない。DNSやWebサーバーを作ってみる過程で勉強するのがいい。
  • manコマンドの内容は面白いので読んでみるべし。(出来れば英語で)
  • init.d以下の起動スクリプトも読むだけで勉強になる。
  • いろんなディストリビューションLinuxを触ってみるべし。

そして受講後にはLPIC受けてみようかなという気持ちにさせてくれたので、宮原さんの進め方や説明がとても上手いんだと思います。
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お疲れ様でした。
(なんとなく、Ubuntuが入ったPCも持っていっていたのですが、出しにくくて結局使わず・・・)