Lightweight Language Tiger

Twitterでのつぶやきだけでいいかなと思っていたのですが、もうちょっと書きたかったのでブログに書いてみました。

  • 今回はほとんどメモを取らずリラックスして楽しんでいたので、内容については記述しません。内容については他の方のブログを。。。

Language Update

  • 着いたら既に弾さんがiPad片手にPerl6(Rakudo)について話されているところで、詳しく聞きたかったのですが、後半だったみたいですぐに終わってしまいました。残念。
  • その他、「PHP」、「Python」、「Ruby」、「Clojure」、「HTML5」、「Scala」についてのお話があり、各言語の現在の状況やこれからの展望を知ることが出来、参考になりました。
  • PHPの開発の混沌ぶりやいじられキャラみたいな立ち位置」、「Scalaはまさに他の言語のいいとこ取りという感じで良さそう」というのがとても印象に残りました。
    • ところでScalaはやはり、立ち上げるのに30秒かかるというEclipseで書いているのでしょうか?(最近Eclipse全く使ってない。。)
  • また、matzさんに対する反応がものすごく良くてやっぱり人気だなぁというのが印象に残りました。
  • (Clojureは本屋で書籍があって「何のことかな?」と思っていたのでお話が聞けてよかったです。)

開発ライセンスとプログラマの自由

  • Appleが「Packager for iPhone」を排除したこともあり、プログラマがプラットフォームの提供者にプログラミング言語を制限されることについて、会場とのやりとりが行われました。
  • Appleも一企業ですので、自らが提供するプラットフォームに対して制限をかけてもいいと個人的には思うのですが、この問題提起の奥には、モバイルの世界をAppleに支配されてしまうことに対する危機感があったりするのかなと思いました。
  • そう意味でもAndroid頑張れと思いましたし、この状況を変えるのはAndoroidからどんどん素晴らしいアプリが登場することなのかなと思ったり。
    • でもやっぱりiPhoneiPadで動かしたいですよね。。とも思ったり。

LLと電子書籍

  • 特にLLの話はなかった訳ですが、電子書籍については興味を持っているので面白いセッションでした。
  • あの分厚いオライリー本を何百冊も一つのデバイスに入れて持ち歩ける。これ本当に素晴らしいことだと思います。Javascriptのサイの本なんて持ち歩ける厚さじゃないですし。。
    • iPod(自分が最初に買ったのはiRiver...) が出てきて、毎朝どのCDを持っていくのか悩まずに、聞きたい曲を聞きたい時に聞けるという、夢のような環境が手に入ったように。
    • なので値段以外にも惹かれるところが多く、あまり安くならなくても電子書籍には個人的に楽しみにしています。
  • ところで一足先に電子化の波が訪れた音楽業界は今はどうなっているのでしょうか?
    • CDの売り上げが減った分ダウンロードが補っているのでしょうか?それともFREEに書かれていた通りライブで?

LLでフィジカルコンピューティング

  • 最初のチームラボの山本さんの話は、以前に楽天テクノロジーカンファレンスでも聞いたことあったですが、そこから体重を量るのが増えていたりして笑わせてもらいました。マウス凄いですね。発想を柔軟にもつことの大切さを感じました。
  • 次のくるくる研究室の発表は、本当に凄いなぁと思いました。技術的にシンプルなのにあんなに面白いことが出来るなんて凄いです。
  • お化け屋敷で、驚かされた後に驚かせる側になるっていう発想なんて本当に面白いなぁと思いました。
  • 意外とフィジカルコンピューティングは近いところにあるのかなと思わせてくれる、面白いセッションでした。

高速化虎の巻

  • 並列プログラミングなど興味深い点も多かったのですが、全体を通してとても高度な内容で、到底理解できたとは言い難いセッションでした。だって宇宙物理学者ですよ。
    • その中でも各LL言語の並列処理の対応状況についての話があったり、AnyEventやCoroの名前が出てきたりとわかる点もありました。AnyEvent勉強しようと思いました。
  • またこれからの未来に向けて、メッセージパッシングやっておくといいかもというアドバイスもありました。
  • 今まで生きてきた中で一番高度な話を聞いた気がしたセッションでした。

LTの虎

  • 本日のメインのイベントで、トーナメント制で行われた訳ですが、とにかくレベルが高かったです。内容もプレゼンの仕方や構成など全て。
  • Perl6でdankogaiオブジェクトを作る話から、「Ruby VS Python => まさかの合体」な話、顔文字プログラミングまで色んな話が聞けて楽しかったです。
  • その中でも優勝したのは、前日に予選をやっていた(行きたかった。。)Shibuya.jsだったのですが、3回とも発表者が違うこともあり、全然違う内容で全て面白かったし凄かったです。
  • 全体を通してJavaScriptに関する発表が多く、HTML5が登場し今後ますます注目される言語となる予感がしました。個人的にJavaScriptはなぁなぁで書いてしまっていることが多いので、サイ本ちゃんと読んで勉強しようと思いました。
    • 発表のスライドをHTML5で作っている人も多かったです。
参考

まとめ

  • 個人的な印象としては、JavaScriptScalaが今後ますます存在感を強めていくのかなという感じがしました。
  • このようなLLという括りのもと様々な言語の話が聞けるというのは、現在のプログラミング言語を知るという意味でもとても良いなぁと思いました。
    • 勉強会などだとどうしても自分が興味のある言語に偏ることになると思いますので。
  • 自分は今年が初参加だったのですが、周りの雰囲気から感じたのは毎年参加しているという人が多そうだなということでした。
  • と考えた時、「フジロック」に似ているなとちょっと思いました。
    • ロックと冠してはいますが、ロック以外にもJazz、Techno、HipHop、Worldと様々な音楽を楽しめるところなんて、LL以外の話も沢山聞けるLL Tigerと一緒だなと。自分が知らなかった素晴らしいものに出会えるという意味で。
    • また、誰が出るからではなく、イベント自体が好きだから出演アーティストを気にすることなく行く人も多いところも。(フジロックはアーティストが発表される前に早割のチケットが発売され、しかもかなり売れていますし。)
      • となるとサマソニデブサミか??(なんとなくのイメージ。。。深い意味はありません。。)
  • LLというイベントに対して、作る側と見る側の両方の愛を感じられるイベントでした。

おまけ

  • 抽選でCのムック本頂きました!これを機に勉強しようかな。