カジュアルPerl #02 - 春のPerlフレッシュマンアワー

勉強会の内容は他の方にお任せするとして、ここでは感想を中心に書いていきたいと思います。(独り言!?)

内容は、こちらの方の日記がわかりやすく、これを書く際も参考にさせて頂きました。(ありがとうございます!)

http://wo.skr.jp/mt/2010/04/perl-02.html
http://d.hatena.ne.jp/tori243/20100421/1271866837

最初に、この勉強会の存在を知ったとき「絶対行きたい!」と思っていたので、キャンセル待ちでギリギリ行けたのは本当に嬉しかったです!

本当に楽しみで、何とか仕事の調整をしオープニングから参加しました。

CPAN

オープニング by yusukebeさん

オープニングでは、この勉強会の位置付けやCPANについて話をされました。
内容については、上記でご説明されている通りで、やはりPerl = CPANなのだなということを改めて感じました。そして、CPANの世界を上手く渡り歩いていくことが、Perlを深く学んでいくには必要不可欠なのだなと思いました。
現在自分は、CPANで調べる前に、まずブログなどで使いたい機能が実装されていそうなCPANモジュールを探してからインストールしているので、いきなりCPANのサイトで検索して、pod読んで使ってみるという流れにしていきたいなと思いました。

後は、Autherが前面に押し出されていることも影響して、「この人のソースを読んでみたい!」と思ったらCPANから取ってきてたくさん読めるのもとても素晴らしいなと思いました。
(誰か知らないすごい人のソースよりも、生で見たことあるすごい人のソースを読むほうがやっぱり楽しいですし。)

http://yusukebe.com/archives/10/04/22/064542.html

CPAN by lestrratさん

そして次は、JPA代表理事の牧さんによるライブコーディングということで、これはもう本当に贅沢な時間でした。(プロ野球選手に打ち方を教えてもらっているようなもの!?)
0からTwitter botを作って行く過程をコーディングしながら説明されていくのですが、まずはその流れるようなコーディングに魅了されました。そして、特に勉強になったのは、LWP::UserAgentだったりJSONだったりのモジュールをCPANで検索し、インストールし、podを読んで使い方を調べるところまで丁寧に説明してくださったことです。これは自分がCPANを使うときにとても役に立つことなのでとても参考になりました。(synopsisを読むこと、returnで検索してみること、英語を恐れないなど)
今までperldocコマンドで読むこともあまりなかったので、これから使ってみようと思いました。
このライブコーディングを通じて、CPANがちょっと近く感じました。

http://mt.endeworks.jp/d-6/2010/04/perlcasual-02.html

Lightning Talk

vim プラグイン by hokacchaさん

スニペットvimでperldocを参照するプラグインvimでproveコマンドを実行する方法などperl使いのためのプラグインの紹介でした。
自分は自動保管のプラグインしか入れてないので、色々あるなぁと思いながら聞いていました。

JSON by punitanさん

JSON.pmは自分も使っているので、とても参考になりました。jsonperlの変換と、encode、decodeの変換の関係性を整理することが出来てよかったです。この辺りは確かに最初はよくわかっていませんでした。。

http://d.hatena.ne.jp/punitan/20100422/1271929585

Edit with Emacs by sfujiwaraさん

Emacsでウェブの入力フォームを編集する拡張機能についてのお話で、デモでは会場から「おぉ〜」という声があがっていました。自分はEmacs使いではないですが、Vimを使っていてもつい癖で「j」やら「k」やらを押して移動しようとしてしまうことがあるので面白いこと考えるなぁと思いました。

エディタ編

vim by acotieさん

vimの基本的な使い方からその「ガンマン」な思想までを丁寧に説明されており、vimを使っているものとしてはとても興味深かったです。
まずコマンドや便利な使い方をしっかり学んで、.vimrcも少しずつ自分好みにしていきたいなと思いました。
純日本人という言葉に笑わせてもらいました!まさにカジュアルPerlなセッションでした。

http://d.hatena.ne.jp/acotie/20100423/1271977598

emacs by typesterさん

vimを使うときに、emacsにしようか悩んだこともあり、とても興味がある話でした。
話を聞いて思ったのは、emacsはエディタではなく、開発環境だといわれるのが少しわかった気がしました。
使いやすいようにカスタマイズするには、複雑そうで大変そうに感じましたが、一度ハマるともう抜け出せない世界であるように感じました。
デモを見ていてもとても便利そうで、コーディングが楽しくなりそうだなと思いました。

http://typester.stfuawsc.com/slides/perlcasual2/start.html

ボーナスセッション? by miyagawaさん

miyagawaさんによるperlbrewについてのお話でした。
複数のバージョンが異なるPerlを~/に簡単に入れることが出来て、切り替えることも簡単に出来るというとっても素晴らしいプログラムを紹介してくださいました。
perlbrewだったりcpanminusだったり、気軽に最新バージョンのPerlCPANモジュールがインストールできるって初心者にとっても素晴らしいですね。
Perlは初心者にも優しい言語だと思いました。

まとめ

vimについて

vimを使う人の中には、「.vimrcに物凄く設定を追加したりプラグインを導入する人」と、「シンプルな設定のまま使う人」がいるのかなと想像してます。
自分は、シンプルな方であまり設定を追加しないようにしているのですが、もっとカスタマイズした方が便利に使えていいのかなと思ったりすることもあったりします。
何故シンプルな設定のまま使っているかというと、環境が変わったりしたときや、vimではなくviしか入ってないような環境での作業時に困惑したくないからです。(サーバー管理で色んな環境でviを触ることがあるので。。)
以前、「caps lock」と「esc」を入れ替えてみたりもしたのですが、逆に困惑してしまった経験もあったりと。。
ですが、acotieさんのセッションを始め、vimについての便利な設定やプラグインのお話を聞いていると、どんどんカスタマイズしてコーディングの生産性を向上させていくことも考えた方がいいのかなとも考えさせられました。

今回Twitterでいろんな人のvimrc見たいとつぶやいたところ、lestrratさんが.vimrcを見せてくださいました(ありがとうございました!)。あんなに流れるようにコーディングをされていたlestrratさんの.vimrcはとてもシンプルで、まずは「入門vi」に載っている内容くらいはしっかり覚えて使えるようにならないとなと思いました。

全体の感想

カジュアルPerlというタイトル通り、本当に気軽に楽しむことが出来ました。
そんな中でも、miyagawaさんのセッションがあったり、ライブコーディング中にEncodeモジュールの話が出たときには作者である @dankogai さんが答えたりと、「何この豪華な空間!」と思う瞬間もあったりでした。

PerlVimについて、学んだこともたくさんありますが、PerlVimの文化を感じることが出来たのが何よりの収穫だったと思います。
それに、発表された方のような素晴らしい技術や知識を持った方に会うことは、何よりも刺激になります。

Javaをメインに使っていた自分がPerlを始めたきっかけはPerlの仕事があったからで、最初はよくわからないし全然好きではありませんでした。
ですが、少しずつわかってくるのと同時に、段々好きになってきて、「リャマ本」「アルパカ本」を読んだことをきっかけに「Perl大好き!」と思うようになりました。

Perlという言語は「誤解のされている」ところがあると思いますので、このような活動は本当に素晴らしいことだなと感じました。
是非、続けていってもらいたいと思いますし、これからも積極的に参加していきたいなと思いました。


関係者の皆様、お疲れ様でした。
素晴らしいひと時、ありがとうございました!

(こんな駄文を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!)